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BUSINESS事業紹介

ロボット×メディアで立ち上げから
1年半で10万人の会員を集客

RPA総合プラットフォームメディア「RPA BANK」事業責任者 武藤 駿輔

デジタルロボットとの協働が前提となる時代に必要とされるプラットフォームを目指す

RPA BANKとはどのような事業ですか?

RPA BANKは、RPAの実践に必要な情報(Information)、ロボットの開発と運用に必要なスキルの習得の場(Study)、RPAに関わる皆さまが持つ課題や悩みの共有可能なコミュニティの場(Community)を提供するプラットフォームです。RPAの普及促進、そして定着を使命に活動しています。

具体的には、RPAをはじめとしたオートメーションテクノロジーに関する最新の情報やRPAに取り組まれるユーザー企業にインタビュー記事を発信したり、ロボットを開発・運用する上で必要なスキルをつけるためにeラーニングプラットフォームを提供したり、また、RPAに関する課題や悩みを共有できるコミュニティや知恵の共有を目的とした大規模イベント(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌などで開催)や定期セミナーを開催しています。

RPA BANKの特徴は、プラットフォーム上に複数の機能を有していることです。メディア機能だけでなく、イベント機能、教育機能、そしてデジタルロボットの流通を可能にするマーケットプレイス機能などがそれにあたります。

こうした複数の機能をプラットフォームに持つことで、RPA BANKではRPA市場に参入されている企業・団体様の製品コンセプトや内容をRPAユーザーの皆さまに届けるマーケティングのお手伝いもさせていただいております。

私自身は10年近く、BtoBデジタルマーケティングコンサルタントとして、国内外の企業様のデジタルマーケティングを中心としてお手伝いをしてきましたが、マーケティング施策(プロモーション)を検討する際に、どうしてもメディアの露出先やイベントの露出先は異なり、施策が分断されており、各施策の効果の連動性を把握できないことが悩みでした。

RPA BANKの持つ様々な機能を活用することで、RPA BANK上であらゆる手法のマーケティングを一貫して行うことができ、RPAユーザー様とより適切で深いコミュニケ-ションを実現することが可能となります。これはRPA BANKのみが、唯一提供可能な付加価値の一つだと捉えています。

Q. RPA BANKを立ち上げたきっかけを教えてください。

私がRPAと関わることになったきっかけは、2016年7月に立ち上げられた一般社団法人日本RPA協会のプロモーション業務のお手伝いをしたことがきっかけです。

RPAの普及促進を目的に、90名の定員でセミナーを開催したのですが、わずか30分で300人もの方からお申し込みがありました。私自身このような反響にとても驚き、RPAに寄せられている期待の高さを強く実感しました。

一方で、セミナー来場者の方に、なぜこのセミナーに参加されたのかと尋ねたところ、「超高齢化社会の始まりとともに、人手不足は深刻な経営課題となっており、また国を挙げた働き方改革の取り組みによって職場(労働)環境の改善にも取り組まなければいけない、さらに加速するグローバル化に伴い競争環境は激化、生産性をあげていかないと勝ち残れないといった三重苦ともいえる経営環境にあって、すぐに取り組めて効果の出るRPAの話を聞き、大変強い興味を持った。ただ、Web上で情報を探しても、RPAの導入方法に関する情報がほとんど無く、このセミナーに参加しようと思った。」とお話を聞いたのです。

この時に、参加者の皆さまは、RPAに対して高い期待を持っている一方、同時にRPAの導入・活用方法に関する情報が無いことに不安を抱いているという事も分かりました。また、このまま適切な情報がユーザーに届かないことにより、ユーザーがRPAに対する失望感を持ってしまい、RPAへの取り組みそのものが停滞することに危機感を感じました。

この時の話をきっかけに、RPAに取り組まれようとするみなさまの明日からの実践に役立つ情報提供や学びの場、そして知恵や悩みを共有できる場を提供できるプラットフォームメディアを立ち上げようと考えました。

事業立ち上げ時の苦労はありましたか?

RPA BANKを立ち上げたのは2017年の5月なのですが、当時はそもそも「RPA市場」というものが明確に確立されていませんでした。

一方でRPA BANKという事業がどの程度までスケールするかは、RPA市場の伸びに大きく左右されるため、事業計画を作るために、拠り所にできる数字が少なく、シミュレーションを行うのに苦労しました。

具体的には、Googleにおける検索キーワード「RPA」の検索数推移やRPA導入企業数の推移、RPAのサービスやプロダクトを提供する参入企業数など限られたデータの中で複数のシミュレーションを行っていました。

それでも確信めいたものが得られなかったので、一般社団法人人工知能学会元会長の松原 仁さん、Google元副社長の村上 憲朗さん、「マツコロイド」で有名なアンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒 浩特別教授等、いわゆるAIやロボットの識者の方々へのインタビューを行いました。その時みなさんのコメントに共通していたのが「ヒトとロボットが協働する世界が来る」ということでした。

お話を通じて、私自身そうした世界がくるということを確信したことを覚えています。その記事はRPA BANKにあるので、ぜひ読んでください笑

立ち上げから1年半でRPA BANKの会員は10万人と聞いています。これだけの会員を集めることができた要因は何ですか?

10万人もの会員の方に利用いただいていることは大変うれしくもありますが、これは私たちが取り組んできたことが凄いとかそんなことでは全くありません。会員の皆さまが生産性改革を通じて、より豊かで幸せな社会の実現のための変革の意志をもち、真剣であるということの数値だと捉えるようにしています。

ですので、私たちはこうした会員の皆さまの真剣な想いを裏切らないよう、立ち上げの時からこだわり続けている「明日の実践から活用可能な情報提供」を継続できるよう今後も心掛けていきたいです。

もちろんサイトパワーをあげるためのテクノロジーの活用、ノウハウのアップデート、数値にもとづいた客観的な判断は「当たり前の文化」として持ちながら、本質的には変わらない会員の皆さまが本当に必要とされる情報を正しく、分かり易く、適切な表現方法でお届けできることはぶれずに活動していきます。

今後の事業展望を教えてください

RPA BANKでは、RPAは生産性を改革するための一つの手段でありきっかけだと考えています。当たり前ですが、生産性を改革するための手段は他にも複数あります。ですので、RPA BANKの会員のみなさまには生産性向上につながるテクノロジーやフレームワークを広い視野を持ちながら、幅広く情報発信していくことを計画しています。

また、情報発信やeラーニングのような学ぶ場の提供だけではなく、気軽に様々なテクノロジーに触れられる場や機会も、RPA BANKのプラットフォームを通じて提供していくことを計画しています。

新卒のみなさんに任せたいポジション、求めることは何ですか?

RPA BANKは完全中立で開かれたプラットフォームです。冒頭にも話しましたが、メディア機能だけでなく、イベント機能、教育機能、そしてデジタルロボットの流通を可能にするマーケットプレイス機能をプラットフォーム上に持ちながら、今後もさらなる機能の拡大を計画しています。こうしたプラットフォームの形は私の知る限り日本にも世界にも存在しません。なかったものを創っていく難しさやチャレンジはありますが、その分、新規領域のポジションをどんどん用意していきます。

新規領域には正解がありませんしルールもありません。ですので、主体性を持って、だれよりも考え尽くし、アクションし、失敗し、学んでまたチャレンジし続けられる、そんなマインドを持った方と一緒に働けたら嬉しいですね。