「自分で思考する回数が圧倒的に多い」インターンだからこその経験

「自分で思考する回数が圧倒的に多い」インターンだからこその経験

こんにちは。RPAテクノロジーズ株式会社 採用担当の飯田です。
RPAホールディングス株式会社のグループ会社であるRPAテクノロジーズは「楽しい時代に進化する」のビジョンのもとヒトとロボットの協働を目指し、
RPAサービス「BizRobo!」を提供している会社です。今回は、RPAテクノロジーズでインターンをされている、三宅健太郎さんのインタビューをお届けします。

三宅さんは筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類の3年生です。
岡山県のご出身で、大学進学に伴い茨城県つくば市で一人暮らしを始められ、
現在もつくば市のアパートから完全リモートで弊社のインターンに参加していらっしゃいます。

小学生の頃から自発的に水泳・ピアノなどたくさんの習い事を行うほど活発な方です。
中学卒業後は香川高専に進学され、プログラミングコンテストでの特別賞を受賞。

2021年度には経済産業省所管である独立行政法人情報処理推進機構主催の「未踏採択」や
国立研究開発法人情報通信研究機構が主催する「SecHack365」に参加するなど
課外活動においても精力的な活動を行っておられます。

現在はRPAテクノロジーズにてBizRobo!の導入・立ち上げ支援を担当しておられます。
今回のインタビューでは、そんな三宅さんにRPAテクノロジーズのインターンに参加した理由や現在取り組んでいるプロジェクトについてお聞きしました。

RPAテクノロジーズとの出会いもビジネスコンテストがきっかけに

大学ではどんなことをしていましたか?

大学生活では”ソフトウェアのものづくり”をテーマに様々なことにチャレンジしています。
私は中学時代からものづくりが大好きで高専時代もプログラミングに没頭する日々でした。

大学でもソフトウェア開発の勉強を続けています。
特に今年は「未踏採択」と「SecHack365」に参加することで多くの事を学ばせていただいています。

「未踏」では”会議効率化”をテーマにしたソフトウェア開発を行っており、自分はプロジェクトの中心メンバーとしてPMとバックエンドの実装を行っています。
これは3月にRPAホールディングスと株式会社高専キャリア教育研究所が開催したビジネスコンテストで発表したアイデアを元にしています。

SecHack365は1年間セキュリティ×ハッカソンをテーマに様々な活動を行います。
私は表現駆動コースに参加し、これまで3つのプロダクト案を提案しています。
現在はこのうち1つを本格的に開発することになり、それに向けてPMやフロント・バックエンドの実装を行っています。

また、大学ではenPiTというPBL形式のカリキュラムを取得しています。
ここでも、チームで課題解決のためのソフトウェア開発手法を学んでいます。
ここでもチームの中心メンバーとして技術選定、実装支援、アジャイル開発、プロジェクト管理などを学びました。

私が様々なところでソフトウェア開発の経験を積んでいるのには理由があります。
私は昔から0→1のものづくりが大好きと言うことです。

しかし、高専時代は中々思うような開発をすることが出来ずかなり悩みました。
私はこの時、0から新しい物を作るには技術力だけでなく、アイデア力、それに周り上手く巻き込むスキルも必要になることに気づきました。

このような経験は実戦を通じて得るしかないので積極的なチャレンジを心がけています。
また、1つのところで得られた知見や学んだ技術を他の場面でも上手く還元することが出来るようになり、全体のクオリティアップにも繋がっています。

また、ものづくりをするには使ってもらう相手が必要です。
その相手を見つけるには、様々な方とヒアリングをしたり現状分析、課題抽出などを行えるスキルが必要になります。
そのような経験を得るために、ビジコンに参加・運営に携わったりするなどして課題解決の方面でも経験を積んできました。

先述の取り組みを通して、辛いことを途中で放棄することは簡単だが、
苦しい時にこそ自分の脳をフル回転させて試行錯誤を繰り返し現状打破することが大事だなと思いました。

特に私のような活動は0→1の価値提供に挑戦する分野なのでこの傾向が特に強くなります。
また、それを支えてくれる仲間達と一緒に様々な問題を乗り越えつつモノを作り上げる楽しさや達成感を味わうことが出来ました。

ー長期インターンを始めようと思ったキッカケは何ですか?

就職後の業務に近い環境で仕事をすることで、社会人として働くことを疑似体験し、就職後にも活きるような実務経験を得たいと考えたからです。

ただ、個人的には短期インターンだと会社や仕事の内容を十分に知ることは出来ないと考えています。
長期インターンの場合は社員と同等のポジションで様々な業務を経験することが出来ます。
すると、仕事の内容もよく分かり社員さんとの交流の機会もたくさんあるので、キャリアに関する情報などを多く得ることが出来ます。

その一方で、長期インターンの雇用形態はアルバイトと同じであり、正社員と同等の価値提供・責任が求められます。
それでも、短期のインターンなどと比べると非常に多くの事を学べることが出来ます。
そのため、自ら業務の幅を広げるなどといった社会人になって必要とされる能力・お作法を身に付けたい考え長期インターンを始めようと考えました。

ーなぜRPA テクノロジーズ株式会社でのインターンを選択したのですか?

私がインターンを始めたきっかけは、2021年3月にRPAホールディングスと株式会社高専キャリア教育研究所が開催したビジネスコンテストで、
企業賞として長期インターン枠を貰ったことです。

その頃は、今の大学への進路も決まりこれからどのようなチャレンジをしようかと考えていた時期でした。
そこで、このビジネスコンテストに参加し優勝は逃したもののメンターだった小山さんに一定の評価を頂き長期インターンに参加する機会を得ることが出来ました。

最初はこの枠を使ってインターンに参加するか否かでかなり悩みました。
そこで、エンジニアリングの部署も含めていくつかの部署の紹介をしていただきました。

そこで、私のこれまでの生活を振り返ると「ものづくり」の技術的な部分に対してはある程度身につけていました。
しかし、 出来上がった物を上手く使って貰うためのノウハウという部分は全くありませんでした。

製品は作るだけでなく、実際に使って貰わないと何の意味も成し得ません。
ただ「敢えてBizRobo!という製品で様々な課題に効果を出して貰うにはどうすれば良いか?」という切り口から、
このような問題に取り組むスキルが身につけられるのではないかと思いました。

今までの私の経歴であればエンジニアリング方面の部署で働けば、より実践的な開発経験を得ることが出来ました。
しかし、このような理由を踏まえて全く新しい挑戦をしてみたいという気持ちもあり、オンボードチームでの長期インターンを始める事になりました。

インターンでの実務だからこそ得られる学び

ー現在はどんな業務をされているんですか?

主にBizRobo!の導入直後のお客様を対象に、RPAの効果を早期に得られるための支援を行っています。

具体的にはBizRobo!を導入されているお客様との定例会議やワークショップの開催を行っています。
業務内容としては、RPA導入中に生じた問題の解決やRPA推進のための施策などについて提案・支援を行っています。
そのため、ロボット開発のスキルはもちろん、早期に効果を出すための顧客課題の分析・解決を行えるスキルが必要となります。

ー実際にインターンを始めて成長したと感じることがあれば教えてください

特に成長したと思うことは2点あります。

1点目は、目的の明確化を意識する様になった点です。
オンボードチームでは多くの業務をこなす必要があります。

また、お客様との会議では貴重な時間を頂いてのやり取りとなるのでしっかり準備をする必要があります。
これらを上手く進めるには1つ1つの行動で5W1Hを強く意識する必要があります。
「何故、この話をするのか?」「どのようにすれば簡潔で正確に情報共有が出来るのか?」など、今まで惰性で動いていた部分を1つ1つ考えるようになりました。

最初は1時間以上もかかっていた会議が40分程度で終わるようになったり、
1時間かかっていた作業が30分で終わらせられるようになったりしました。

これらの成長のおかげで色々な場面で以前より効率的に動けるようになったと思います。
例えば、大学のレポートや講義でのグループワークでもこの経験を還元することで効率化を促進出来るようになりました

これは恩師のお言葉ですが「デザインには全て意図がある。だから、デザインをする上ではそれを1つ1つ説明出来ないといけない」と言われました。
仕事での振る舞いでも同じで、どんな些細なことでもどういう意図でその行動をしたのか説明できるまで徹底して考えることが重要だと感じています。

2点目は、相手の目線に立つということをより意識するようになった点です。
例えば、資料作成においては自分ではどこに何が書いてあり、結論は何かは理解していても
、相手が見たときは何がどこに書かれているかが分からないことがよく起こり得ます。

私自身、初日に上司と会議を行った際も準備した資料に対して目的とゴールがはっきりしないから何を言えば良いか分からないなどの指摘を頂きました。
それ以降、構造を簡潔にしたり、目的と結論をはっきりさせるなど、
相手が理解しやすいコミュニケーションとは何かを考えるようになったのは当インターンで成長した点だと思います。

ーインターンで辛い・大変だなと思ったことを教えてください

私が大変だなと思った点は2つあります。

1つ目はオンボーディング業務に慣れるまでです。
弊社はインターン生でも裁量権を与えてくれるので、自由に業務を遂行することが出来ます。
しかし、裏を返せば普通は誰かが教えてくれるような事であっても、早期から自分で考えトライ&エラーを繰り返す必要があるということです。

最初、この雰囲気に慣れるのが大変でかなり苦労しました。
しかし、その中で多くの事を学ベたのでとても貴重な経験になりました。

2つ目はリモートで業務を行っているため現場の雰囲気を感じにくい点です。
しかし、このコロナ禍においてはリモートワークが主流の企業も多く、就職後もしばらくはこの環境が続くことが予想されるため、
今から慣れておくことが重要だと思い取り組んでいます。

また、現場の雰囲気は感じ辛くともSlackやNeWorkを使ったやり取りが出来ているのでコミュニケーションに大きな問題を感じたことはありません。

ー上司にあたる小山さんはどんな人ですか?

第1印象は「とても仕事の出来るけどちょっと怖い人」でした(笑)。

実際に業務をしていると小山さんの仕事は1つ1つがスピーディーなのに正確に進めていてとても驚きました。
さらに多忙であるにも関わらず、アウトプットに対するフィードバックの際は、一緒に改善の方針を立ててくださったり、改善点だけではなく良かった面も伝えてくれます。

だから、モチベーションが高い状態で業務に取り掛かることができます。
最初の頃は、私の提案に対する指摘もかなり多く改善し続ける日々でしたが最近では1~2回の確認でGOサインが出る機会も多くなり、成長を感じています。

ー社会人の方と働く日々の中で何か気づきや変化はありましたか?

日々、たくさんの学びがありますが、1番は1つの物事に対する熱量が高く、どうすればより会社に貢献できるかを常に考えていらっしゃる方が多いと感じる点です。
インターン生でもきちんと筋道の立てられた提案であれば、建設的な評価をしてくれるので多くのチャレンジが可能です。

社員、インターン生というくくりに囚われず、同等の責任感を持ち業務に取り組むようになりました。
また、ここでの経験をインターン以外の活動でも上手く還元することが出来ています。
例えば、プロジェクトの進め方や業務上の効率的なやり取りの仕方を、大学の講義などのグループワークや個人の活動で導入して効果を出しています。

ー長期インターンにて経験をされていると思いますがその中でも”やっていて良かったな”と思うポイントはありますか?

自分で思考する回数が圧倒的に多い点が、入社して良かったと思えるポイントです。
受け身になって与えられたことだけをするのは簡単で楽なのですが、そこには成長はないと考えています。

裁量権が多い分、自分の頭で考えて様々な提案を行ったり実際の業務を遂行する必要があります。
さらに私の場合はお客様とも接する機会があるので大きなミスは許されないです。

そのようなプレッシャーの中で「どうすれば成果を出すことが出来るのか」それを考えトライアンドエラーを繰り返すことで大きな成長が出来たと実感しています。
また自分で主体的に声を上げれば挑戦できる環境ですので、裁量を持って自走力を身に付けたい人にはお勧めなインターンです。

ー弊社での長期インターンに興味を持った人へ、メッセージをお願いします。

大前提として、長期インターンに求める要素は人それぞれなので、どこで何をするかに正解はないと思います。
しかし、RPAテクノロジーズのインターンには実務スキルを身に付けられる環境があります。

特にインターン生でも外部のお客様と接する機会を頂けるのは大きな魅力だと考えています。
そして、主体的に声を上げれば自分で業務の幅を広げられる環境があるため、圧倒的な成長をしたい方には非常にお勧めです。

また、同じインターン生には学生時代に様々な経験をしてきた人や熱い想いを持った優秀な学生が多く在籍しているので、
コミュニティの幅を増やすという面でも良いと感じています。 皆さんと一緒にお仕事できる日を楽しみにしています。

 

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