0ベースからの挑戦!個人事業主から会社員へ。

0ベースからの挑戦!個人事業主から会社員へ。

こんにちは。株式会社セグメントの広報担当です。
RPAホールディングス株式会社のグループ会社であるセグメントは、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使ったオンラインの広告代理店事業「PRESCO」を展開し、広告業界の新しいスタンダードを目指すだけでなく、新規事業の創出にも力を入れている会社です。
今回は、セグメントでデジタルエージェンシー事業部に所属しておられる、伊藤大知さんのインタビューをお届けします。

伊藤さんは入社2年目の26歳。
大学卒業後、不動産情報サービス事業を展開する株式会社LIFULLに新卒入社し、その後個人事業主として独立。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大による環境の変化から再就職を検討し、2020年8月にセグメントにジョインしました。
現在はPRESCOで既存の恋愛領域、新規の美容領域を同時並行で担っています。

今回のインタビューでは、そんな伊藤さんがセグメントにジョインした理由、仕事の面白さと難しさなどについてお聞きしました。

個人事業主として独立!新卒入社して気付いた本当に自分がやりたかった事

-学生時代の取り組みについて教えて下さい。

海外インターンに挑戦したいとの思いから、留学資金を貯めるべく時給の高い様々なアルバイトを経験しました。

親からの資金援助で長期間海外に留学できるほど裕福な家庭ではなかったため、短期間でいかに効率よく留学資金を貯めるかを考え、取り組みました。
結果として、フィリピン留学とベトナムへのインターンに参加することができました。

新卒入社した企業での仕事について教えて下さい。

就職活動の軸として、
①小中規模の事業を推進できるフェーズであること、
②業界としての給料水準が高いこと、
③ビジョンがマッチすることの三点を重要視していました。

①会社の規模を就職活動の軸としていた理由は、独立志向が高かったからです。
大きな会社の一員として半永久的に所属し続けることは自分の性格上難しいのではないかという感覚があり、裁量が大きく自身の成長に繋がりやすい環境を求めていました。

前職ではインターンを通じて、代表取締役や上長との距離の近さから自分の求める環境だと考えたため、入社を決めました。
業務内容は、不動産会社における新築戸建て事業部の広告運用/販売を主とし、一部、新規事業プロジェクトチームにも参画していました。

個人事業について教えて下さい。

当初は、海外留学資金目的でしたが、お付き合いで新卒入社した企業と掛け持ちで続けていました。
しかし、新卒入社した企業のビジョンやミッションが腑に落ちなかったため、全くやる気が出ずモチベーションが低下していました。

自分が本当にやりたいことは芸能関係の方のサポートや、インフルエンサー関連の仕事だと気づきました。
その後退職し、個人事業主として芸能界隈のキャスティングから再出発しました。

0からの挑戦!発展途上だからこその成長環境とは。

セグメントへの転職理由について教えて下さい。

新卒入社した企業を退職後、個人事業主として働いていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、状況が厳しかったため転職を考え始めました。
前職を退職後、独立していて企業に勤めておらず、ITやWEBの知識も乏しいまま転職活動をしました。
セグメントに応募した時はASPのAも知らない状態でした。

面接での印象について教えて下さい。

当社を含め3社から内定を頂いていましたが、選考中に頂いたフィードバックが最も厳しく、応えるものでしたので入社を決意しました。
選考の過程で、事業計画におけるPLを作成する課題があったのですが、かなり厳しいご指摘を頂きました。
しかし、どれも感情的ではなく、ロジックに基づいたご指摘だったので、セグメントでなら更なる成長が見込めると思い入社を決めました。

入社当初と現在の仕事の面白さと難しさについて教えて下さい。

面白い点と難しい点はリンクしていて、いい意味で放置プレイな環境です。
これはセグメントだけではなくグループ全体に共通しているかもしれません。

当初、既存の恋愛領域に配属されたのですが、全く別の領域で仕事をしてきた私にとってアフィリエイトは未知な界隈にも関わらず、当時はシステム・管理画面・業界知識のマニュアルもほぼありませんでした。

また、今では教育体制が整っていますが、当時はセグメントには人事部もなく、教育体制も整っていませんでした。
0ベースだったため、不明点すら分からない状態でした。
ただその反面として、0を発掘していく過程が楽しく、自らの処理できる範囲が目に見えて増えていくので、成長過程と成果を実感しやすかったです。

また、現在については、新規の美容領域に参入したばかりなので、地に足がついていない状態です。
質問の意図とはずれるかもしれませんが、今までは上長の元で動いていましたが、今は自分が恋愛・美容領域のオーナーであり、チームのメンバーをマネジメントする側となったので、視点が一変して面白いです。

自分のKPIだけではなく、メンバーのKPIや目標を達成できるように業務を進めていく必要があるので、そういった意味では今までと働き方が変わったと思います。
事業が成長フェーズであったので、素晴らしい成長機会になりました。

新規領域と既存領域の違いについて教えて下さい。

新規領域は、競合他社が既に実績を持つ中で、当社は実績なしの状態であるため圧倒的に不利です。
そういった中で正攻法ではない何かしらの付加価値を見出さなければ売上を出すことは難しいです。
そのため、単純な正攻法ではない方法を常に考え、実戦することが既存との違いであり、面白さや難しさに繋がっていると思います。

逆に既存領域はクライアントやパートナーとのリレーションの影響が大きいです。
PRESCOは恋愛領域において大手4強のポジションですが、その中でいかに付加価値を見出すかという点で、リレーションや日々のレポーティングなど、コミットが求められることが多いので、チーム連携重視の事業推進が必要になってきます。

限られたリソースで課題解決。アフィリエイト領域に新たな価値を

チーム連携において意識していることについて教えて下さい。

私はマネージャーとしてだけではなくプレイヤーとして結果を出さなければならない立場にあります。
そのため少しでも早く、チームのメンバーが自力で結果を出せる状態に育成することが直近の目標です。

既存事業に関して、対クライアントという点で、現状維持とメンバー独自の付加価値を提供できるようにすることを大前提として、引き継ぎつつ新しい提案をメンバーと考えることがポイントだと思います。

また、新規事業に関してですが、PRESCOはRPAホールディングスのグループなので、ロボットを活用した高付加価値な事業創造を強みとしています。
実際に私自身も薬事系のクローリングロボサービスを運営しているチームと連携して事業を進めています。
グループ間の取り組みをキッカケに新規顧客開拓に繋がっている事例もあります。

要件定義はかなり難しいのですが、クライアントの課題が目に見えていました。
政府からEC領域に厳しい規制があったこともあり、クライアント側に発生しそうな課題がおおよそ推測でき、その仮説をもとに担当者ベースでヒアリングを実施し、要件定義を進めました。

現状の私達のチームの目標は売上を伸ばすことであり、社内のあらゆるリソースを使って新規顧客を開拓することに注力していきます。

現在の仕事におけるビジョンについて教えて下さい。

「限られたリソースの中で、何事もできないといけない」という上長の言葉に共感しており、私も体現していきたいです。

ロボットとはいえ完全には自動化できない部分が必ずあります。
反対に、RPAを用いて解決できる課題もまだまだ多くあると感じてます。

社内で既に展開されているロボットや、蓄積されたデータなど様々なリソースを用いてアフィリエイト領域に新たな価値を提供したいです。
個人的には、社内リソースを用いて新規事業創造や、事業推進できる人材になっていきたいです。

セグメントやプロジェクトに興味を持った人へ、メッセージをお願いします。

当社では、すぐに答えを求めず、自ら答えを持って仕事をする人が活躍しています。
上長の指示を待つのではなく、自らが答えを持ち主体的に取り組むことで、柔軟且つスピード感のある提案が可能になり、組織としての強みに繋がります。
つまり、自ら答えを探し出すことを得意とされている方は活躍しやすい環境です。

また、特定の領域や事業のオーナー目線で進みたい方に適していると思います。
このような環境で成長したい方と働ける日を楽しみにしています!