SUSTAINABILITY RPAホールディングスの
サステナビリティ

2. 女性の『個性が輝く「楽しい」時代に進化する』プロジェクト

当社グループ管理部門

当社グループでは、女性の「個性が輝く楽しい時代に進化する」プロジェクトを遂行しています。

1.リモートワーク体制導入に対する取り組み

当社グループ全体のバックオフィス業務を担うRPAホールディングスの経営管理部の社員の大半は女性であり時短勤務者を含んでいます。
そのため、従前より働く場所に左右されない柔軟な働き方を促進し、出社が難しい事情のある社員に対しては、在宅勤務の選択肢を提供し、環境整備を進めてきました。
このような環境整備により、女性が家庭の事情等で仕事を辞めることなく、業務を継続的に続けられるようになっています。
2020年4月から緊急事態宣言を契機として全社員を対象としたリモートワーク体制を導入し、原則として在宅勤務を可能とする方針を打ち出しました。
全社員を対象としたリモートワーク体制の導入にあたっては、経営管理部に所属して実務を担っている女性社員達が中心となって、紙の郵便物の電子保存及び共有のルール整備、当社グループから発送する紙の請求書件数の削減の働きかけ、経費精算に関する領収書の提出ルールの見直しといった実務レベルでのルール整備や方針への対応を進めました。
これにより、管理部門に所属する社員自身のリモートワークも実現しています。
出社日数が大幅に削減されたことから通勤時間の減少や残業時間の抑制につながり、ワークライフバランスの実現による社員のモチベーション向上に努めています。

2.社員それぞれによる業務効率化への取り組み

当社グループの管理部門においては、テクノロジーの活用を積極的に推進しています。
管理部門の業務は給与計算や経理など期限の決まっている業務も多く、かつ、会社規模の拡大に応じて業務量も拡大することから一般的に業務の平準化が難しいといわれています。
また、取り扱う情報の性質から正確な事務処理が要求されるため、効率化においても正確性を重視した効率化が求められます。
管理部門においても、作業の大部分を締める単純労働に対してロボットやテクノロジーを活用し、定型化ができない判断の伴う業務を人が担うことで、会社規模や処理件数が拡大する中でも人の総業務時間が増えないよう意識して業務を行っています。
テクノロジーの活用にあたっては、半期ごとの目標設定の際に、管理部門に所属する女性社員それぞれが自身や部門で担当する業務の中で負荷となっている業務や改善できそうな業務を洗い出してその改善を目標とすることで、各社員が当事者として業務効率化に取り組んでいます。
その結果、単純労働を行う管理部門ではなく、個性が輝く楽しい時代に進化する管理部門を目指して日々邁進しています。

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